明徳二年(一三九一)創建
六三〇余年の歴史をもつ浄土真宗のお寺です
明徳2年(1391)創建
630余年の歴史をもつ浄土真宗のお寺です
吉田松陰(1830ー1859)は、江戸時代末期に活躍した思想家であり、優れた教育者でもありました。吉田松陰が開いた松下村塾(しょうかそんじゅく)では、後の初代内閣総理大臣である伊藤博文や高杉晋作・木戸孝允など、わずか29歳で亡くなるまで、幕末維新や明治新政府で活躍した多くの志士を育てました。
さて、近年は「読書離れ」が指摘されていますが、その実態はどうなっているのでしょうか。全国学校図書館協議会が2023年6月におこなった調査によると、全国の小学生・中学生・高校生が1か月に読んだ本の冊数は、小学生の平均は12.6冊で、10年前の10.1冊と比べると2冊余り増えていて増加傾向にあります。中学生は平均5.5冊で、10年前の4.1冊から1冊余り増えていて、1954年に調査を開始してから最も多いそうです。高校生については、平均1.9冊でほぼ横ばいとなっています。
一方で、文化庁が2024年に16歳以上を対象におこなった調査では、1ヶ月に1冊も本を読まない人が6割以上いることがわかりました。これは、5年前の調査と比べて15%以上も増えています。実は「読書離れ」は子供ではなく、大人なのです。著書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を執筆した三宅香帆氏は、「読書で得られるような自分に関係ない情報を〈ノイズ〉として感じてしまう社会になっている」と指摘しています。現代はスマホやネットの普及で、膨大な情報量をわずかな時間で得ることができるようになりました。しかし、ネットで得た情報は、新しい情報が手に入れば、それ以前のものは必要なくなるため、次から次へと使い捨てられていきます。様々な基礎知識の積み重ねや、「行間を読む」といった感受性は、日々の読書を通して養われるのではないでしょうか。
合掌
信行寺ホームページにようこそお参りくださいました。当寺ではお葬式やご法事、日々の月参りはもちろん、毎月の法話会もおこなっています。これまでお寺にご縁がなかった方でも歓迎です。些細なことでも構いませんので、何かお困りのことがあればお気軽にご連絡ください。
第30世住職 四夷 法顕
1985年生まれ
信行寺住職
龍谷大学非常勤講師
相愛大学非常勤講師
毎日文化センター講師
浄土真宗本願寺派宗学院研究員
本願寺派布教使
文学博士
住職の活動報告をfacebookに投稿しています。是非ご覧下さい。
阪神西宮駅より徒歩11分
JR西宮駅より徒歩13分
境内に7、8台駐車可能