明徳二年(一三九一)創建
六三〇余年の歴史をもつ浄土真宗のお寺です
明徳2年(1391)創建
630余年の歴史をもつ浄土真宗のお寺です
今月は仏教大好き芸人として、様々な仏教イベントを企画されている小籔千豊さんの言葉です。小薮さんは仏教を「女性誌とほぼ同じ」という独特の表現で、以下のように仰っています。
例えば「私ファッション、ダサいねん」って悩んでいる人がおるとして、「ファッション雑誌、読んでんの?」って聞いたら「読んでない」と。それはアホちゃう?って思うじゃないですか。「悩んでるんやったら『CLASSY.』とかの雑誌、読みなさいよ」ってなりますよね。それと同じで、30代の女の人って「人生に悩んでる」って言うわりに仏教の本を一切読んだことがない。美容やコスメ、ファッションの指南書は読むくせに、人生の指南書は読まへんから悩んどんねん、と伝えたいです。結局僕らは、有識者や先人の知恵をいただいて生きてるんですよ。僕らが自分だけで見つけたことなんてひとつものない。ひらがな、掛け算、料理の仕方……教えてもらったことから応用することはあっても、0から1を見出すっていうことはほとんどない。親や先生に色々と教えてもらって生きているのであれば、人生のことも先人に聞くべきやと思います。
小薮さんが指摘されているように、仏教の本とは、苦しみ多いこの人生をいかに生きていくかという「人生の指南書」です。だから仏教とは、この文章を読まれている「あなた」のために、お釈迦様はじめ多くの先人方が編んでくださった教えなのです。
2500年以上もの歴史がある仏教は、人間が生きていく上で避けて通ることのできない「老・病・死」の問題への向き合い方を、あらゆる角度から提示する先人方の知恵の結晶であるといえます。ちなみに当院・信行寺の宗派である浄土真宗(宗祖は親鸞聖人)とは、きびしい修行をして立派に人生の達人になっていく教えではなく、お念仏を申しつつ、凡人が凡人のままで阿弥陀様のお浄土へと歩ませていただく仏道です。 南無阿弥陀仏
合掌
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第30世住職 四夷 法顕
1985年生まれ
信行寺住職
相愛大学非常勤講師
NHK文化センター講師
毎日文化センター講師
浄土真宗本願寺派宗学院研究員
本願寺派布教使
文学博士
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